業界大手のイエローハット。テレビCMでもお馴染みです。店舗数も多いのであなたのお住いの街にもある”身近なカー用品店”ではないでしょうか。
そんなイエローハットのお店を覗いてみると、どこの店舗にも展示されている「激安タイヤ」があります。
そこで”輸入タイヤがめっちゃ安い”と評判のオートウェイと「タイヤ」はどちらが安いか比較してみました。
先に結論から言ってしまうと「オートウェイ」の方が安いです。
「タイヤ」と「交換工賃」を合わせてもオートウェイの方が安いという結果になりました。
イエローハットの激安タイヤは「PROACTIVA」と「ECOFINE」というプライベート(PV)ブランドのタイヤです。それは周りに展示されているどのタイヤとも”一線を画す価格”で思わず二度見してしまう程。
「MADE IN JAPAN」と謳(うた)ってあり日本製のタイヤです。
なぜこんなに安いのか気になります。


オートウェイとイエローハットの2社を比べた時、タイヤを買う選択肢として
➡ 国産タイヤでないと絶対に嫌という方には「イエローハットのプライベート(PV)タイヤ」
➡ 海外有名メーカーの銘柄を選べる豊富さと安さ、ネットで購入なら「オートウェイ」
このような視点で読み進んで頂けると分かりやすいです。
この記事を読んで「タイヤ選び」の参考にして頂けると嬉しいです。
私が実際に足を運び、イエローハットの「実店舗」に行ってみて回りました。
では気になる調査の続きをどうぞ。
イエローハットの激安タイヤ、安さの理由
イエローハットには廉価(れんか)モデルとして「PRACTIVA(プラクティバ)」と「ECOFINE(エコファイン)」の2つのプライベートブランドがあります。
この2つのPVブランドタイヤが「激安」になっています。
店舗に行って、店員さんに「安さの理由」を聞いてみました。
そうしたところ、
もともとは「ヨコハマタイヤ」、「ダンロップ」で販売していたタイヤ(2~3つ前の型落ち)に少し手を加えたものをプライベートブランド(タイヤ)として販売しているからとのことでした。
型落ちとは、クルマで言う「フルモデルチェンジ」のようなものです。タイヤの”設計が古い”ということになります。しかも1つ前ではなく、2~3つ前のものらしいです。(注意:タイヤの製造が古いという意味ではありません)
ですが日本製にこだわる人には嬉しい「MADE IN JAPAN」です。

■ヨコハマタイヤ/DNAエコス ➔ PRACTIVA BP01 (製造元:横浜ゴム)
【特徴: 静粛性・ウェット性能・経済性に重点を置いている】
■ダンロップ/エナセーブ ➔ ECOFINE (製造元:住友ゴム工業)
【特徴: 低燃費と、コーナリング時の操縦安定性に優れている】
店内を見て回ったところ、タイヤサイズにもよりますが「ECOFINE」の方が1万円程度高い印象です(タイヤ4本の合計額)
ではこのおよそ1万円の価格差は何か?
2銘柄とも評判は悪くないです。メーカーからの「仕入額」や「仕入れ量」に関係があると思われます。ですから、あとは乗る方の好みですね。



オートウェイと「タイヤ交換工賃込み」で比較
下記の表は「タイヤ」と「交換工賃」を合わせた価格の比較になります。(廃タイヤ処分、ゴムバルブ交換、窒素ガス充填は別途)
尚、比較に挙げたオートウェイのタイヤは安く、星4つ以上のものでみています。
【例:プリウス用】 タイヤサイズ195/65R15
| 購入先 | (メーカー・銘柄) タイヤ1本の価格+1本の工賃 1台の(4本)の合計 |
| イエローハット | (PRACTIVA) 6,200円/本+1,210円/本 ➔ 29,640円/台 |
| 〃 | (ECOFINE) 8,950円/本+1,210円/本 ➔ 40,640円/台 |
| オートウェイ | (ZEETEX・ZT6000) 4,660円/本+1,980円/本 ➔ 26,560円/台 |
| 〃 | (HIFLY・HF201) 5,170円/本+1,980円/本 ➔ 28,600円/台 |
【例:軽自動車用】 タイヤサイズ165/55R14
| 購入先 | (メーカー・銘柄) タイヤ1本の価格+1本の工賃 1台の(4本)の合計 |
| イエローハット | (PRACTIVA) 5,200円/本+1,210円/本 ➔ 25,640円/台 |
| 〃 | (ECOFINE) 7,450円/本+1,210円/本 ➔ 34,640円/台 |
| オートウェイ | (ZEETEX・ZT1000) 3,720円/本+1,980円/本 ➔ 22,800円/台 |
| 〃 | (MINERVA・209) 4,400円+1,980円/本 ➔ 25,520円/台 |
PRACTIVA(イエローハット)とは僅差ではあるが、オートウェイのタイヤの方が安い。
付け加えてオートウェイは「メーカー・銘柄」も豊富に取り揃えている為、ユーザーからすると同じ価格帯での選択の自由度がある。
オートウェイの輸入タイヤ
オートウェイの強みは、海外メーカーから直輸入することにより高品質なタイヤをすごく「安く」取り揃えている点です。メーカーの種類・銘柄もバラエティに富んでいます。
今回は「激安タイヤ」という視点で見ていますが、価格帯や乗り味などたくさんのラインナップから選ぶことが出来ます。
オートウェイは、「ネット」でタイヤを選んで購入します。
購入画面では、タイヤと共に購入者の「コメント付星印(評価)」もありますので、買う際の参考になります。星4つ以上なら失敗が少ないようです。


ネットで購入したタイヤは、全国に3,800社あるオートウェイのタイヤピット(加盟店)に搬送されます。「送料は無料」です。
あなたのお住まいの地域にあるタイヤピット(ガソリンスタンドや整備工場)に予約をしておけば、当日タイヤを交換したいクルマに乗って行けばOK。あとのタイヤ取付けはプロにお任せです。
ちなみにイエローハットの店舗数は「739店」で、オートウェイのタイヤピットの方が約5倍多いです。
イエローハットのオンラインショップ
イエローハットにもオンラインで、「タイヤの購入」及び「取付けの予約」が出来ます。
上記でご紹介したPVブランドのタイヤも、それ以外もメーカーのタイヤも購入可能です。
イエローハットの店員さんに聞いてみたところ、PVタイヤ(PRACTIVA・ECOFINE)は実店舗で買ってもオンラインで買っても「価格は決まっている」ので変わらないとのことでした。
一方でそれ以外のタイヤは店舗の裁量によって価格が大きく変わることもあるそうです。
つまり店舗ごとに価格が異なっていたり、または値引き交渉で安くなるのでオンラインでの購入はしない方が得するケースがあるとのことでした。
もしイエローハットでPV以外のタイヤを買う場合は、この点に注意したいところです。
まとめ
今回、「イエローハットの激安タイヤ」と「オートウェイのタイヤ」で価格の比較をしました。
結果は「オートウェイ」の方が安いです。
2社を比較する中で”安さに付け加えて”選ぶ基準になりそうなポイントとして、
「タイヤの設計の古さは気にしない」「あくまで国産タイヤにこだわる」「安いタイヤで標準的な乗り味で十分」という方には、イエローハットのPVブランドのタイヤ選択も良いでしょう。
一方で、「海外の有名メーカーのタイヤをお手頃価格で買いたい」「安くても乗り味は今より下げたくない(むしろ上げたい)」「(地元のカー用品店やタイヤ専門店には置いてない)注目のタイヤを履きたい」ならオートウェイです。
「国産でも10~15年前の古い設計のタイヤ」か、
「有名タイヤメーカーが出している今のアジアンタイヤ」か、
要はこういうことになります。
(アジアンタイヤでも)有名タイヤメーカーとして出しているタイヤは、そのメーカーの品質基準を満たしているものになる。そうでないとメーカーの「ブランド力」を下げてしまう恐れがある為
もし仮に次の質問でどちらが欲しいと言われたら、あなたはどうでしょう?
「国産だけどスマホ・PCが10~15年前のもの」と
「中国産だけどスマホ・PCが最新」
なら圧倒的に現在の新しくアップデートされた設計ではないでしょうか?
(海外の)技術の進歩は本当に凄まじいですからね。タイヤも例外ではありません。
「物作り大国日本」と言われていたのは、”もはや昔の話”になりつつあります。
残念ですが、売り上げを世界的に見ると日本のタイヤメーカーは同じアジアの中国、韓国のメーカーに抜かれているのもあります。台湾のメーカーも勢いがあります。
「MADE IN JAPAN」は、昔(10~20年前)ほどのブランド力ではなくなってしまいました。
もう一度お聞きします。
「10~15年前の設計の国産タイヤ」と「今の技術でコスパの良いアジアンタイヤ」、
あなたならどちらにしますか?


